政策金利について

2023年04月29日

昨夜ユーロが150円を超える円安が伝えられました。原因は日本銀行の植田和男総裁が28日午後、金融政策決定会合後の記者会見に臨み、「経済、物価、金融情勢に機動的に対応しつつ、粘り強く金融緩和を続けることで、物価安定目標を実現していく」と述べたからです。

そこで最近話題になっているChatGPTに下記の質問をしたところ興味深い答えが返ってきました。

質問

2023年時点で日本の消費者物価が上昇しています。今の時点でデフレは脱却したとも考えられ、もはやインフレ率が上昇しているので政策金利を上げるべきと思うのですがどう考えますか?

ChatGPTの答え

日本の消費者物価が上昇している現在、インフレ率が上昇する可能性があります。しかし、政策金利を上げるべきかどうかは、複数の要因を考慮する必要があります。

まず、インフレ率が上昇する原因が何であるかを把握することが重要です。もし原因が一時的な要因である場合は、政策金利を上げる必要はないかもしれません。一方で、長期的な要因である場合は、政策金利を上げることが必要かもしれません。

また、政策金利を上げることで、輸出産業に悪影響を及ぼす可能性があるため、国内の経済状況や世界経済の動向を考慮する必要があります。さらに、政策金利を上げることで、国内の借入金利が上昇し、借入者にとっては負担が増えることがあります。

以上のような要因を考慮したうえで、政策金利を上げるべきかどうかを判断する必要があります。ただし、現時点で政策金利を上げる必要があるかどうかは、経済専門家による詳細な分析が必要です。

 

とても理解しやすい答えでしたが、私は日本の高い国債残高に伴う利払いから財政赤字が拡大することをふせぐため政府は意図的に金利を低く維持していると思うのです。